あなたの不調の原因は?
原因を知れば、不安も軽く
当院にお越しの方は、めまいや息苦しさ、頭痛、不安感などの方がたくさんおられます。
そのほとんどが、病院で検査を受けても異常が見つからず、原因不明といわれるようです。
検査をしても異常がなく、特に原因も心当たりがないなら、余計に不安に感じるのも当たり前ですよね。
そこで、当院では初回にその原因についてお話しします。
症状という結果には必ず原因があることをお話しすると、多くの方には理解していただけます。
この理解が改善するためには大事なのです。
自分で理解することで、余計な不安が無くなり、脳が体を治す方向に思考を向けてくれるからです。
また、原因がわかることで、症状に対して対策することもできます。
もし原因がわからなければ、余計な不安が増大してしまい、症状が重くなることも珍しくありません。
例えば、原因の分からない息苦しさが起きているとします。
まず、心臓が悪いのかな、肺がおかしいのかな…と、不安や心配が出てきます。
どこか病気かもしれないと病院に行っても、検査では異常がでず、取りあえず薬を飲むことになったが、症状は変わらない。
自分に起きていることが分からないと、不安は大きくなります。
そして、不安が大きくなることで、更に息苦しさが強くなってしまいます。
原因が分からないために、対策の打ちようがないことや、間違った対策を打ってしまうことだってあるでしょう。
息苦しい症状がある場合は、呼吸に関するところがしっかりと働いていない時間が長かった可能性があります。
横隔膜の緊張が強いことや、知らず知らずに呼吸を止めていることもあるでしょう。
その時は、以下のチェックをしてみましょう。
1.しっかり腹式呼吸をする
2.呼吸をついつい止めてしまっていないかチェックしてみることが大切です。
意識することで、自分が呼吸を止めていることに気が付く方も多くいらっしゃいます。
また、心理的に我慢している事が多く、言いたいことを言わずに言葉を飲み込んでいると、のどや横隔膜をこわばらせてしまいます。
思いを言葉に出すことは重要です。
しかし、言葉を出すことが出来ない状況もあるでしょう。
その時は、後からでも良いのでその言葉を出すのも方法です。
のどや口の筋肉を使い、外に出してみましょう。
聞いてくれる人がいれば良いですが、いなければ独り言のように出すのも一つの方法です。
それから、一人で黙々とこなすPC業務が多くて、しゃべる回数が極端に少ない方。
思い当たる節の方は、
・業務中に口を大きく開け閉めして動かす
・舌を前に出し左右に出して、運動させる
・普段動かしていない筋肉をしっかり運動させてあげるという対策をしてあげると良いでしょう。
このように、原因が分かることで、様々な対策を打つことができます。
そのため、症状の原因やそれに対して自律神経の仕組みについて知ることが重要です。
「なるほど」「そうだったのか~」「思い当たる節はある…」というように、知ることで回復に向かっていく道が明るくなり、希望が湧いてきます。
自分に何が起きているのかを色々な角度から知ってみましょうね。^^