原因不明の体調不良の正体
自律神経が乱れるメカニズム
前回までは私が自律神経専門院を志した
切っ掛けについて書き込みました。
今回から具体的な話をしていきますね。
もしあなたが、
頭痛、不眠、喉の詰まり、
鬱、パニック、不安感などで
悩んでいるのだとしたら
改善のヒントがあるかもしれません。
ぜひ参考にしてみてください。
あなたも『自律神経の乱れ』
という言葉は聞いたことがあるかもしれません。
自律神経について簡単に話をしますと…
心臓・肝臓などの内臓や血管・瞳孔などを、あなたは自分で意識して動かせることが出来ますか?普通の人は出来ませんよね。
自分の意志で動かせない体の部分は全体の90%にものぼります。
この体の90%の部分をオートコントロールして動かすのが自律神経なんです。
自律神経には大きく二つから出来ています。
「交感神経」と「副交感神経」です。
*交感神経…緊張の神経
*副交感神経…リラックスの神経
朝から昼過ぎまでが「交感神経」が主に働いてくれると
適度な緊張感が出て、集中して仕事や家事・育児などをテキパキとできます。
夕方に「副交感神経」が出てくることで
癒して休養ができるようになります。
家について、のんびりできて
夜にリラックスすることで
ぐっすり眠って気持ち良く
次の日の朝を迎えることができます。
でも・・・
緊張する「交感神経」が夕方になっても出っ放し。
つまり「副交感神経」が本来
出てきてほしいときに働いてくれない状態。
これが『自律神経の乱れ』と言われます。
夕方以降にリラックスしたいのに
緊張しっぱなしの状態…。
落ち着かないまま眠ることになり
浅い睡眠になって疲れが取れず、
スッキリしない状態でスタートしなければならない。
この状態が2週間続くと自律神経が乱れて
自然に治っていくのは難しくなってくるので
専門的な機関で診てもらうことをオススメします。